島根県立三刀屋高等学校掛合分校

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うやま米はうまい! ~2年生営農体験実習(田植え)~
UPDATE: 2025-05-09
5月9日(金)に2年生が「営農体験実習(田植え)」のため、吉田町民谷宇山地区へ出かけました。当日朝は小雨が降り、田植えができるか心配されましたが、午前中の小止みのタイミングで無事に実習を終えることができました。また、午後にはお世話になる宇山営農組合・雲南市から講義を受けたり、生徒たちからインタビューを行ったりしました。

現地到着後さっそく農具「ばばひき」を使ったライン挽きを教えてもらい、その線の上に、全員で苗を植えていきました。この2年生は昨年5月の入間花田植えに参加したこともあり、皆が一度は田植えを経験しています。寒空の下、風も田んぼの水も冷たいなか寒さに震えながらも、時おり空からは柔らかな明るさがのぞき、生徒たちの賑やかな声が広がりました。わずか1時間ほどの田植えでしたが、農家の方々の大変さを実感できました。「楽しくて時間があっという間だった」「またやってみたい」とみんなで協力して田植えができたことに達成感を抱く生徒も多かったです。

昼食は準備していただいたうやま米のご飯の入ったお弁当をいただきました。一口目からお米の甘さを感じることができ、『冷めても美味しいうやま米』のおいしさを味わいながらその魅力が体感できました。

食後は、まず宇山営農組合の方々から、組合の現状や課題、お米ができるまでの流れ、なぜ米を輸出するのか、なぜ台湾なのか(2年生は11月に台湾研修旅行を実施する予定です)、そして台湾でのコメの販売の様子等の説明を受け、宇山地区を空撮した見事な田園風景を映した動画を見ました。そして、雲南市職員の方から雲南市と台湾の交流について、米輸出から人の交流へと題して、現地の物価やレートも交えた具体的な説明がありました。その後、2班に分かれて、営農組合のお二人へインタービューをしました。米作りのやりがい・楽しさや苦労、宇山地区のお米のおいしさなど、次々に質問しました。

今後も、宇山営農組合の皆様や関係方面の方々と協働しながら「たたら焔米(ほむらまい)、雪姫舞、うやま米」の販売戦略、広報などを行っていき、秋には稲刈り、台湾研修での販売も体験します。
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