島根県立三刀屋高等学校掛合分校

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3年生個人課題研究(卒業研究)の成果発表会を行いました
UPDATE: 2022-12-20
12月20日(火)、3年生個人課題研究(卒業研究)の校内成果発表会を行いました。個人課題研究(卒業研究)は、掛合分校の毎年恒例の取組として行っているもので、3年生はこれまで「総合的な探究の時間」を利用して、各自が自身の進路に関係したことや生活上の身近な困り感などについて自由にテーマを設定し、個人でその解決に向けた仮説を立て、検証していくという学習活動を行ってきました。この日は、3年生全員が、1人7分でその研究成果を発表しました。
新型コロナウイルス感染症対策として、残念ながら全校生徒が一堂に会して行うことはできませんでしたが、3年生は次年度同様に個人課題研究を行う2年生に向けて発表し、その様子を1・3年の教室にリモート配信する形で行いました。また、保護者の皆様をはじめ学校関係者の皆様には、視聴者限定のユーチューブでライブ配信しました。
研究テーマは高校生らしくユニークで斬新なものばかりで、自己管理のための手帳の有効な使い方や、集中して勉強に取り組むための手法、食事や睡眠など生活習慣を改善するための取組など、生活に密着した内容のものが多く見られました。また、伊達政宗の直筆の手紙に隠された意味について文献調査した研究や、頭痛との付き合い方について医師へのインタビューをまとめた研究など、専門的分野を深掘りする内容のものもたくさん見られました。
課題研究を通して、3年生はたくさんのトライアンドエラーを重ねながら、それぞれが一生懸命取り組んだ充実感を味わっているように感じました。研究の過程では多くの困難もあったと思いますが、それを乗り越えて、また一段と成長した姿を見せてくれました。
この個人課題研究(卒業研究)は、今後も次の2年生・1年生へと引き継がれ、掛合分校の良き伝統として継承されていきます。

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