謝謝!台湾! ~2年生台湾研修~

2025-11-20
11月16日(日):旅立ちと台湾での温かい歓迎
朝7時30分、掛合町(気温4℃)から参加者全員で出発。高揚感を胸に広島空港へ向かい、初めての搭乗手続きも事前の説明のおかげでスムーズにクリアしました。
3時間のフライトで台湾・台北に到着。蒸し暑い気候の中、バスで約3時間移動し、目的地二林(じりん)へ。現地では林会長が手がけるフードバンクの社員とそのご家族に温かく出迎えていただきました。
一同でお寺や夜市を散策し、夕食を共にしながら台湾文化を体験。心尽くしのもてなしに、生徒・引率者一同心より感激しました。
11月17日(月):現地高校との交流と憧れの九份散策
前日の雨の懸念とは裏腹に、6:30起床時には青空が広がる好天となりました。
生徒たちは2班に分かれ、「彰化県立二林高級中学」と「国立二林高級工商業学校」の2校を訪問。両校で校長先生をはじめ、先生方や生徒の皆様に温かく出迎えていただきました。お互いの学校紹介を行い、生徒たちは共通点に強い興味を示していました。その後、両校の象徴的な学習活動であるボクシングやベルトの製作を見学・体験した後昼食を共にしました。言葉の壁はあるものの、生徒たちが少しずつ打ち解けていく様子は大変喜ばしいものでした。
昼食後、新幹線とバスを乗り継ぎ、九份(きゅうふん)へ。移動中に天候が悪化し、九份ではかなりの雨風に見舞われましたが、生徒たちは雨具を着用し散策。ずぶ濡れになりながらも「千と千尋の神隠し」の世界を彷彿とさせる景色に魅了されました。
夕食後、ホテルへ移動。希望者の一部は地元の夜市へ出かけ、台湾の夜を満喫しました。
11月18日(火):荘厳な儀式と実践的なビジネス体験
午前中は忠烈祠を訪れました。あいにくの雨天でしたが、衛兵交代式は本殿の軒下で厳粛に執り行われました。衛兵の行進は見られなかったものの、静謐な雨音の中で行われた交代の儀式は、生徒たちに深い感動を与えました。
続いて訪れた故宮博物院では、歴代皇帝が収集した至宝の数々を鑑賞しました。人気展示品である「翠玉白菜」は別館展示のため実物を見ることはできませんでしたが、生徒たちはガイドの説明に熱心に耳を傾け、中国数千年の歴史と文化の重みに触れる貴重な学習時間となりました。
午後は台北の象徴である台北101へ。展望台から見渡す台北の街並みは圧巻で、雨模様の中でも街の活気と台湾の経済的なエネルギーを肌で感じることができました。
その後、そごう百貨店へと移動し、日本の「お米」の販売体験に挑戦しました。事前の販促物(米みくじなど)は税関の関係で断念せざるを得ませんでしたが、生徒たちは限られた状況の中、スマートフォンによる翻訳アプリを駆使しながら、お米の美味しさと品質を懸命に伝えました。台湾の方々の日本の農産物への関心の高さと、具体的な質問の多さに触れ、海外販売の大きな可能性を実感。予期せぬ困難に対応する実践的なビジネス感覚を養う、非常に貴重な経験となりました。
11月19日(水) :早朝の出発と感謝
台湾最終日は、午前4時20分ホテル集合という超過酷なスケジュールとなりました。生徒たちは疲労を見せつつも定刻通りに出発し、桃園国際空港へ。フライトまでのわずかな時間を使って台湾最後の思い出としてお土産を購入するなど、最後まで滞在を楽しんでいました。
<旅を通しての成長と感謝>
生徒たちはこの数日間で、不安や葛藤を乗り越え、様々な挑戦を繰り返したことで一回り成長した姿で帰国しました。旅の途中想定外の出来事に遭遇しましたが、いつも周囲には友だちがいて、躊躇することなく友人に手を差し伸べている姿がありました。個性の強い2年生は、普段からぶつかることもありますが、友人に温かい思いを寄せる姿がとても印象に残りました。旅の間の出来事全てが、生徒たちにとってかけがえのない経験となりました。
最後に生徒たちの貴重な体験を多方面から支えてくださったJTB様、雲南市、宇山営農組合の方々、藤本米穀店様に心より感謝申しあげます。また、研修旅行当日を無事に終えられたのは、現地ガイドの劉さんの献身的なサポートとプロフェッショナルな対応のおかげでもあり、心より感謝申し上げます。
この過酷な最終日のスケジュールは、生徒たちにとって、貴重な経験をやり遂げた達成感と、台湾での素晴らしい思い出を強く焼き付ける締めくくりとなりました。