１２月８日（月）２・３限に、１年生が要約学習に取り組みました。
これは飯南町教育委員の烏田勝信先生を講師にお招きし、令和３年度から毎年１回程度継続的に取り組む授業です。

この講義・演習を通して、
　(1)文章を読んだり、人の話を聞いたりする際に、その内容を構造化して捉える力
　　　（学習内容の構造的な理解、調べ学習・探究学習等における資料まとめ等に資するため）
　（2)自分の考えを構造化し、その内容を文章にまとめたり、スピーチ（プレゼン）したりする力
　　　（進学・就職に向けたキャリア学習、調べ学習・探究学習等における発表等に資するため）
の２つの力を養うことを目的としています。
１年生には、「要約学習」に取り組むその目的や意義について説明いただき、そのうえで、
　① 文章の読解とその内容の図式化・相互プレゼン
　② 指導者のプレゼン聴取とその内容の図式化・相互プレゼン
　③ 与えられた課題に対して、自分の考えの図式化・相互プレゼン
等の講義・演習を行っていただきました。

タイムキープしながらの計画的な授業展開に、生徒たちははじめなかなか要領を得ませんでしたが、次々提示されるお題（地震、ダイアオオカミ、火事場の馬鹿力、隕石、トカゲ、サルのお尻、風邪、卵など）に向き合いながら、他者と繰り返すプレゼンの積み重ねにもより、次第に楽しみ、"図式名人" へと進化していきました。
最後には「この授業で得られた "図式力" を日頃の学習や生活に生かして欲しい」と烏田先生からメッセージをいただきました。

１年生は１月末に探究学習の最終発表会を予定していますが、この経験をもとに まとめ・発表 へと向かいます。