島根県立三刀屋高等学校掛合分校

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演劇同好会が「走れメロス(掛高版)」を演じました
UPDATE: 2021-09-17
9月17日(金)、高校演劇の出雲・石見地区発表会が大社文化プレイスうらら館で行われ、掛合分校演劇同好会の4人が参加しました。
この日、演劇同好会が演じたのは、顧問の亀尾佳宏教諭作「走れ!走れ走れメロス」で、太宰治の名作「走れメロス」を掛合分校バージョンにリメイクした作品です。役を演じた3人は、メロスや暴君ディオニス王など劇中に現れる沢山の登場人物を一人が何役もこなし、途中、掛合分校の一生徒としてのアドリブ的なセリフを含めながらコミカルに表現しました。加えて、ナレーションの圧倒的な表現力が、劇の進行にスピード感を与え、観る者全員を惹きつける秀作となりました。
結果は優良賞で、残念ながら上位の島根県大会への出場は叶いませんでしたが、全員がこれまで練習してきた成果を遺憾なく発揮しました。この日は、新型コロナウイルス感染症対策で学校関係者以外は無観客で行われましたが、終演後、講師の先生から「良い意味でこれまで見たことがない世界観のメロスを観させてもらった。観客がいれば、客席との一体感が生まれ、また違った展開が生まれただろう」との講評をいただき、生徒たちの頑張りを絶賛していただきました。
参加した4人全員からは、上演後の第一声として「楽しかった。これからもチャレンジしたい」との言葉が聞かれ、今後につながる大変貴重な第一歩を踏み出すことができました。
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