10月20日(月)1限に、隣接する掛合小学校と合同で避難訓練を行いました。
今回は、
①授業中に地震が起こった場合の安全で迅速な避難について学ぶ。
②地震から身を守る方法を知り、危険を回避する行動ができるようになる。
③自らの安全の確保だけでなく、災害時に他の人々に意欲的に貢献する取組ができる。
を目的に、地震を想定した避難訓練でした。
地震の発生とともに、第1次避難として教室で各自机の下に隠れ身を守り、避難場所・避難経路を確認したあと、第2次避難としてグラウンドへ避難。そこで小学生たちと合流しそれぞれで点呼したあと、小学生・高校生が並んで2列になって第3次避難として掛合総合センターへ避難(今回は時間の都合でグラウンドを1周)しました。
地震により校舎裏側の山が崩れ、グラウンドが地割れし、地面が揺れるなか、避難する総合センターへの道のりは険しいことが想定されますが、分校では、これに負傷者がいる想定を加え、第3次避難所まで担架で運ぶ訓練もしました。
小学生と一緒だったこともあるのかもしれませんが、緊張感と真剣さが伝わるきびきびとした訓練でした。また、小学生と高校生が並走する際には、小学生を気に掛ける様子も見られ、高校生らしさを感じました。
小学校の校長先生からは最後に、「高校生の力が頼りになる。小・高が力を合わせて非難することで、小学生たちは安心感を抱け、この経験がきっと記憶に残るはず。高校生には、これが将来地域や職場で支えるきっかけとなり、自信や経験になったのではないか。これまでの小高連携が、今後も助け合い、高め合いへとつながるとよい。」と講評いただきました。
まずは自分の命を守ること、それができれば次に弱者や地域の助けになるような活動へと移っていける意識と行動力を備えてほしいと願っています。