10月15日(水)から17日(金)までの3日間、2年生が市内外にある18の事業所等の協力を得て、インターンシップを行いました。その目的・ねらいは
(1)「自ら気づき、考え、実行し、反省する」活動を通して、主体性、自主性を養う
(2)自己理解を深めるとともに人とのコミュニケーション能力を高める
(3)勤労体験を通じて、進路について考える
とし、例年この時期に実施しています。平成15年度から続く伝統行事となっていますが、その当時から生徒たちを受け入れていただく事業所等もあります。
実習先は生徒たちそれぞれが将来の志望進路等を踏まえて考え、決め、事前に連絡を取りました。そして、期待と不安、緊張を抱きながら当日を迎えました。
外から見聞きするだけではわかない仕事や職場の雰囲気、そもそも「働く」ということなどしっかり感じることができました。
翌週21日(火)6限にはその報告会を行い、体験内容や大変だったこと、うれしかったこと、学んだことや発見したことなどをスライドにまとめ、それぞれが自分のことばで発表しました。
特に、アドバイスいただいて取り組んだことをほめてもらったり、あいさつやハキハキ受け答えをすることの大切さだったり、将来一緒に働けることを楽しみにしていると声を掛けていただいたりして、そのうれしさを語る一人ひとりの笑顔が印象的でした。実際に仕事を体験してみると自分の向き不向きを改めて感じたり、中学時代と同じ事業所等に行き自身がレベルアップしたり、3日間の短い期間でしたが自分の変化に気づいたり、貴重な経験の中で得たこと、発見したことなど、多くの気づきがあったようです。
この機会を通して、それぞれが改めて地元や事業所等を知り、自分の将来に、そして地域に向き合えたことと思います。ご協力いただきました事業所等の皆さま、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。