9月11日(木)に2年生が今年度2回目の営農体験実習(稲刈り)を行いました。前日まで続いた長雨に当日朝まで稲刈りできるか心配されましたが、当日は快晴、最高気温28℃の絶好のコンディションで無事に稲刈りを終えることができました。
吉田町民谷の宇山営農組合にお世話になり今年で5回目となる稲刈りは、5月9日(金)に2年生で稲を植えた田んぼを含めて3枚を、全員で、手刈りやコンバインを使って刈りました。また、今回はプロバスケットボールチーム「島根スサノオマジック」の榎本社長さんら職員の方々とも共同で稲刈りができました。これは、お世話になっている米穀店の藤本社長さんの計らいにより実現できました。
コンバインは初め、組合の皆さんに一緒に乗ってアドバイスいただきながら操作していましたが、恐る恐るながらも慣れてくれば徐々に一人で運転させていただきました。
この収穫したお米は11月18日(火)に台湾研修の一環として、現地での「雪姫舞(つや姫)」の広報・販売活動において販売することを予定しています。
午前には、その広報・販売活動に向けて、これまでクリエイティブ・イベント・デジタル・マーケティングの4つの班でそれぞれ考えてきた計画や意気込み、販売戦略等の中間提案をし、宇山営農組合、市役所、藤本米穀店の皆さんからその助言や注意をしていただきました。企画のなかにはこれまでの先輩たちの取組や反省を元にし、「米みくじ」を作ったり、ドローンを使った田植え・稲刈りの風景や稲の生育状況の記録等をウェブサイト上で公開することを目指したりするなど、新たな試みや工夫も見られました。
皆さんからは、「高校生と地域との交流活動を通して『つながり』を大切にしてほしい」「思いついたことはぜひやってみてほしい。後悔しないように準備し、あとの振り返りに生かしてほしい」とメッセージをいただきました。
11月16日(日)に出発する台湾研修までおよそ2か月、この実習を受けて準備もいよいよ佳境を迎えます。