島根県立三刀屋高等学校掛合分校

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『向き合う。その先に…』 ~1学期終業式~
UPDATE: 2025-07-23
7月23日(水)1学期終業式を迎えました。
今年の梅雨明けは観測史上最も早い6月27日(金)に発表があり、そこからのおよそ1か月間は猛暑が続きました。
今日は待ちに待った終業式であり、様々な行事が行われた1学期を終え、生徒たちの表情にも安堵の様子がうかがえます。

まず、英語検定準2級を取得した生徒2人の健闘を称え、表彰式がありました。

続いて、終業式での校長訓話では、始業式の話に出てきた「成績が伸びる秘策」
 ①先生の顔を見て話を聞く(幼い頃はできていたはず。成長するにつれてだんだんできなくなる)
 ②大切だと思ったらメモを取る(何を書き留めるべきか判断する力・要約力・集中力につながる)
に触れ、生徒それぞれが振り返りをする場面がありました。
また、7月10日(木)にあった体育祭も振り返り、準備・片付けから当日の競技への取組や、応援・デコレーション・衣装、そして最後の色別ミーティングに至るまで、中心となって皆を引っ張った3年生のリーダーシップが称えられました。
生徒全員が様々な場面に競い合ったことは、熱量(気持ち)を上げ、協働性を高め合うことができ、大きな経験となりました。
学校教育目標に掲げる
 ①ふるさとを愛し人を愛し、志をもって社会に貢献する人材の育成
 ②自己の可能性に挑み、主体的に道を拓いていく人材の育成
はこういった経験からも得られるものなので、今後のチャレンジ精神や協力する意欲に期待するところです。
そして、島根大学人間科学部の佐藤鮎美先生の講演から「リーダーシップは『才能』ではなく習得できる『スキル』」を引用し、教職員はもちろん、生徒たちのリーダーシップスキルの高揚に向けて全体へ紹介がありました。
最後には、夏休みにして欲しいこととして、「進路実現のカケコー」「キャリア教育」に触れ、目指す進路に関する情報収集に努めてほしいという呼びかけがありました。

式後には、教務主任・生徒指導主事からそれぞれ1学期の総括、学校司書から諸連絡がありました。
教務主任は1学期の出席状況・成績概況に触れ、「小さな積み重ねが今後の選択肢を広げることにつながる」「長い夏休みの時間の使い方は自分で判断を」と呼びかけました。
生徒指導主事は1学期の学校生活を振り返り、「自分と全く違う人が周りにいることを自覚してほしい」「自分で自分をコントロールしてもらいたい、そして社会へとマッチしてもらいたい」「長い夏休みに何か一つチャレンジしてほしい、だめならやめて次のチャレンジへと、自分を知る機会となる」と訴えました。
学校司書は、1・2年生に向けて「夏休み課題として、次の4つ
 ①読書感想文 ②読書感想画 ③マンガ感想文 ④新聞記事感想文コンクール
の中から1つを選んで取り組んでほしい」「本を読むことは今後の人生の糧となる」と促しました。

暑い夏ですが、自分の進路や夏休みの課題、普段できない体験などを通してしっかりと自分に向き合い、それぞれが充実した夏休みを過ごし、無事に2学期始業式が迎えられることを願っています。
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