島根県立三刀屋高等学校掛合分校

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メタセコイアとともに ~5月1日は開校記念日~
UPDATE: 2025-05-01

5月1日(木)全校朝礼を行い、72回目の開校記念日を祝いました。

1953(昭和28)年4月1日に掛合分校は定時制課程農業科及び家庭科の学校として設立され、5月1日には旧掛合小学校の一部を借りて開校式及び入学式を行いました。その5月1日が掛合分校の開校記念日です。
1957(昭和32)年1月25日には新校舎が完成し、2月15日には新校舎へ移転、その記念にメタセコイアが植えられました。

冒頭、校長先生はそのシンボルツリーにふれられ、テレビ放送が始まり、エベレスト初登頂があったその当時の社会状況についてお話しされました。「『山間地域の開拓にあたる青年を養成したい』という地元の強い要望を受け設立された掛合分校は、現在グランドデザインに『地域や社会に貢献する人材を育成する』ことを掲げています。表現は異なりますが、設立当時の思いを受け継いでいまがあるのです」と諭されました。

その後、2年前の2023(令和5)年11月11日に行った創立70周年記念式典直後に、当時の3年生たちが「カケコーの歴史70年 ~閉校の危機を乗り越えて~」と題して発表した成果を紹介しました。それは、学校設定科目「地域創造」の授業で調べたカケコー70年の歴史と古い映像や写真をまとめたもので、現在の自分たちの学校生活と比較するなどして、当時を振り返るものでした。

在校生たちは、自分たちの学校の歴史や伝統を知り、「カケコー」のよさや存在意義をきっと感じ取ったことでしょう。
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