2月2日(金)午後から、人権・同和教育講演会を行いました。
この日は3年生の登校日にしており、3学年揃って講堂で実施しました。
今年度の講演会は、性の多用性について理解すること、お互いの違いを受け止め、支えあう社会を築いていくためにどうすればよいのか考えることを目的として、講師に島根のちょっこしLGBTQ相談室から多賀法華さん、ひみつきち~にじっと~からゆうきさんのお二人にお願いしました。
お二人の掛け合いのような形で講演は進みましたが、お二人の幼少の頃からこれまでの経緯や経験してきた思い、世の中の様子やこれからどう向きあっていくのか、一つ一つ丁寧にわかりやすくお話しいただきました。自分自身のことを振り返ったり、多様性の受け入れについて真剣に考えたりできた有意義な時間となりました。「普通の反対はもう一つの普通」という言葉が多くの生徒の心に残ったようでした。自分らしさに向き合い、相手を受け入れていける人が増えていけば、きっともっといろいろな人が過ごしやすい世の中になっていくだろうと想像できました。そういう世の中を生徒たちが作っていってくれることを期待しています。