３月１０日（金）、雲南市スペシャルチャレンジＪｒプログラムの今年度の成果報告と、次年度のこのプログラムへの参加説明会を行いました。雲南市スペシャルチャレンジＪｒプログラムは、毎年度雲南市３高校（掛合分校、三刀屋高校、大東高校）の生徒を募り、自ら考えたオリジナルのプロジェクトを実現させる高校生の挑戦に、雲南市が様々な形で支援をするプログラムです。今年度はその第６期生となり、この日は、今年度プログラムに参加した坂田志織さんと上代侑芽さん（いずれも２年）が、プロジェクトの取組と成果について全校生徒に報告しました。
坂田さんと上代さんが取り組んだのは「柿ジャムサンドを作ろう！！」と題したプロジェクトで、雲南市掛合町多根地区で課題となっている柿による獣害対策のために、余剰柿を使った「柿ジャムサンド」のレシピを開発し、それを地域の方と一緒に作るイベントを開くという取組です。地域の方たちがともに楽しみながら課題を克服しようという思いが込められており、子どもから大人まで、地域の交流を深めるという効果も期待されます。坂田さんと上代さんは、この取組を通じて、地域に貢献する実感を味わうとともに、チャレンジを通して自己の可能性をより一層広げる貴重な体験をすることができました。
この報告の後、来年度第７期生の募集にあたっての説明会を行いました。来年度も掛合分校からたくさんの生徒がチャレンジしてくれることを期待しています。