2月3日(金)、くにびきメッセ(松江市)において「しまね探究フェスタ2022」が開催され、掛合分校2年生代表生徒が、今年度1年間かけて取り組んできた「掛合分校がうんなんのお米を応援するプロジェクト」について発表しました。「しまね探究フェスタ」は一昨年度から開催されており、島根県のすべての高等学校の代表者が集い、探究学習の成果について発表し、参加者同士共有するイベントです。昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響でリモート開催であったため、県内すべての学校が一堂に会し行われるのは、今年度が初めてとなります。
この日、くにびきメッセには東部地区の学校が集まりましたが、掛合分校はそのうちのBグループに入り、同じグループの他の4校の生徒を前に発表しました。雲南市産ブランド米の販売促進のために作成したPRポスターやオリジナルキャラクター、お米に合う料理レシピなどを紹介し、実践活動として行った東京「日比谷しまね館」における特別販売会の様子や作成したPR動画を披露しました。発表後には、他校の生徒と発表内容について意見交換を行い、これまでの取組の振り返りを行いました。指導助言をいただくサポーターの方からは、地域に貢献する活動に対するねぎらいと称賛の言葉をたくさんいただき、他校の生徒からは「オリジナルキャラクターがかわいい」といった感想も聞くことができました。
この日の様子は、ライブ配信されていたため、掛合分校の全校生徒は、リモート画面で発表の様子を見ることができました。また、参加した生徒にとっては、発表だけでなく、他校生徒との交流の時間が多く取られ、とても有意義な学びの場となりました。今後も県内すべての学校が切磋琢磨しながら、このような探究学習の輪が広がることを期待します。