１２月１５日（木）、３年生の学校設定科目「地域創造」の時間に、「多文化共生」について学びました。
この日は、雲南市を中心に多文化共生推進のための様々な取組を行っておられる一般社団法人ダイバーシティうんなんtoiro代表理事の芝由紀子さんと李在鎮さん、掛合町内の外国人が住みよい環境を作るための取組を進めておられる掛合交流センター長の白築敏彦さんをお招きし、途中ワークショップや質疑応答を含めながら、２時間の学習を行いました。
最初に芝さんから雲南市の多文化共生事情について説明を受けたあと、韓国出身である李さんとの対話形式で、外国人住民の困りごとや「やさしい日本語」などについて学びました。また、白築さんからは、実際に掛合町で行われている取組などを紹介していただき、日常生活はもちろん、病気になった時や災害が発生した時にも「誰もが安心・安全に暮らす町づくり」について、みんなで話し合いながら考えました。
次回は１月１２日（木）に、掛合交流センターや掛合診療所を訪れ、医師や職員の皆さんに現場の実態などの話を聞きながら、外国人住民の方を含めた全ての人が、安心・安全に暮らせる地域を作っていくための学習を行います。