１１月１４日（月）、雲南市掛合町波多地区の伝統行事である「はやしこ奉納」が行われ、１年生がその踊り子として参加しました。
「はやしこ奉納」は掛合町波多地区において古くから行われてきた伝統行事で、町の中心地から波多神社まで、地域の人々が神輿をかついで練り歩きます。新型コロナウイルス感染症蔓延の影響もあり、ここ数年行われていませんでしたが、この日は３年ぶりの開催となりました。
１年生は「総合的な探究の時間」において、掛合町内５地区（波多、入間、掛合、松笠、多根）にグループで分かれ、各地区の現状と課題を調べ、課題解決に向けて何らかの行動を伴う提案をする「地域探究学習」を行っています。波多地区を担当したグループは、この伝統行事に着目し、その開催を支援することで地域の活性化を図ろうと企画し、このたび、１年生全員で参加することになりました。
この日は天候にも恵まれ、生徒たちは、これまで練習してきた太鼓を叩きながら町内を練り歩き、無事、波多神社への奉納を終えることができました。地域の方たちも、この伝統行事に多くの若者の力が加わったことを喜んでおられ、地域にたくさんの笑顔があふれる１日となりました。
掛合分校は「地域とともにある学校」として、これからも地域から学び、地域に貢献する活動を行っていきます。