１１月８日（火）、今月末からの２年生東京研修旅行事前学習の第１弾として、地域・教育魅力化プラットフォーム代表理事（島根県教育庁教育指導課教育魅力化特命官）の岩本悠（いわもと　ゆう）さんをお迎えし、「しまねを元気に～グローカルな視点でしまねを盛り上げよう～」と題して講義・演習を行っていただきました。
２年生は、東京研修旅行において、１２月１日（木）に「掛合分校がうんなんのお米を応援するプロジェクト」の一環として「日比谷しまね館」で雲南市ブランド米「たたら焔米（ほむらまい）」の特別販売会を行う予定です。また、「東京から島根を元気にする活動を続ける人たちとの対話」として、日比谷しまね館館長様、株式会社アルプロン社長様、島根県選出の国会議員様と、対話形式による班別学習活動を行うこととしています。
今回は、この東京研修旅行を前に、将来にわたって島根を元気に盛り上げていくための「グローカルな視点」を学ぶことを目的として、この事前学習を行いました。最初に、岩本さんからこれまでの国内外での豊富なご経験や、自らが中心となって行った隠岐郡海士町の魅力化・地域活性化の取り組みなどについて講義をいただきました。
その後、グループに分かれ、「島根・雲南の魅力（強み）を活かしてこれかも住みよい地域づくりをするためには」と題して意見交換の後、グループごとに発表を行いました。岩本さんからは、「～がない」というのは別の見方をすればチャンスである、あるものをどのように活かしていくのかが大事だ、との講評をいただきました。講義・演習を行った生徒たちは、東京研修旅行に向けて改めて意識を高めているようでした。
東京研修旅行において、どのようなことにポイントをおいて学習活動を進めればよいのか、そのヒントをいただく大変貴重な学習会となりました。