１１月４日（金）、今年度の掛合分校文化祭「掛高祭２０２２」が開幕し、１日目のプログラムを行いました。
文化祭の開催テーマは「想友（そうゆう）～仲間とともに最高の思い出を～」で、１１月４日（金）と５日（土）の２日間開催されます。この日は、その第１日目でした。
生徒会執行部によるオープニングイベントの後、午前中は各学年のこれまでの研究成果発表を行いました。
１年生は、「総合的な探究の時間」に地域探究学習を行っています。全員が掛合町内５地区（波多、入間、掛合、松笠、多根）のグループに分かれ、各地区の現状と課題を知り、課題解決のための提案と行動を興す活動を行っています。この日は、その中間発表を行いました。このうち多根地区グループは伝統行事である神楽について調べ、それを継承していく活動について発表しました。また、５グループの発表のあとには、全員で「掛合太鼓」の演奏を行いました。「掛合太鼓」は掛合町を挙げて４０年以上にわたって育まれてきた郷土芸能で、１年生はこの伝統を受け継いでいくことを目的に、特訓を重ね、この日の演奏に臨みました。
２年生は、雲南市、宇山営農組合（雲南市吉田町）、その他関係機関と協働しながら取り組んできた「雲南市のお米を応援するプロジェクト」について発表しました。生徒はオリジナルキャラクターを作り、ＰＲ用のポスターやのぼり、販売を行うためのＰＯＰなどを作成し、それらを発表しました。また、動画作成班は、Tiktok動画を含めた３本の動画を作成し、この日初公開しました。１２月１日（木）に東京研修旅行の中で行う「日比谷しまね館」での特別販売会に向けて、今後着々と準備を進めていきます。
３年生は学校設定科目「地域創造」の中で行ってきた、雲南市ツーリズムプランについて、４グループに分かれてポスター発表をしました。来場の保護者の皆様、地域の皆様を含め、４グループの発表を順次聞きながら、質疑応答形式で発表内容についての意見交換をしました。
午後からは、演劇同好会による「走れ！メロス」の公演が行われました。演劇部顧問を含めた３人の出演による演劇で、軽快な演技の中に笑いもあり、楽しく観劇することができました。
最後は図書委員会によるビブリオバトルが行われました。４人がバトラーとして出場し、それぞれ自分の好きな本について６分間で紹介しました。今後、聴衆の投票により、来月行われるビブリオバトル島根県大会への出場者が決定されます。
１１月５日（土）は文化祭２日目が行われます。