島根県立三刀屋高等学校掛合分校

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雲南市プレミアムつや姫「たたら焰米(ほむらまい)」「うやま米」の販売促進プランを提案する探究学習が始まりました(田植え体験学習)
UPDATE: 2022-05-09
5月9日(月)、2年生が雲南市吉田町の宇山営農組合、雲南市、その他関係諸機関と協働しながら行う探究学習がスタートしました。2年生は今年度1年間かけて、雲南市吉田町民谷宇山地区のお米作りの一部を体験学習し、そこで生産される雲南市プレミアムつや姫「たたら焰米(ほむらまい)」「うやま米」の販売促進プランを提案する学習活動を行います。この日は、同地区の水田を訪れ、およそ10アールの水田に「つや姫」の苗を手植えする作業を行いました。
標高500メートルの水田で育った稲は、昼夜の寒暖差の影響もありよく育ち、「たたら焰米(ほむら米)」あるいは「うやま米」の名称でブランド米として流通しています。掛合分校では、昨年度から本格的に宇山営農組合、雲南市、その他関係諸機関との協働を始め、今年度は昨年度のノウハウも生かしながら、高校生らしい目線で更なるPR活動を行うことを考えています。
この日は、午前中に現地で生産されるお米の説明を受けた後、午後から田植え作業体験を行いました。初めて水田に入り苗の手植えを行う生徒も多く、泥まみれで悪戦苦闘しながらも、予定されていた区域の田植え作業を終えることができました。体験した生徒には、ほどよい疲れの中にも達成感に満ちあふれた笑顔がたくさん見られました。
今後は、お米の生産から販売にいたる様々な専門家をゲストティーチャーとして招き、販売促進のための基礎知識を身につける学習を行った後、販売促進グッズの作成や広報戦略の提案活動などを行います。また、秋にはこの日植えた稲の稲刈り体験学習を行い、11月4日・5日に行われる掛合分校文化祭や11月中旬に販売所等で行われる特別販売会において、生産されたブランド米の販売促進活動を行う予定です。今後も2年生の主体的な活動が期待されます。
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