島根県立三刀屋高等学校掛合分校

お知らせ一覧へ
全校生徒を対象とした校外進路学習プログラムを行いました
UPDATE: 2021-06-10
6月10日(木)、掛合分校で毎年度実施している、全校生徒を対象とした校外進路学習プログラムを行いました。

校外進路学習プログラムは、全校生徒が就職希望者と進学希望者に分かれ、 午前中に就職希望者は地元企業見学を、進学希望者は上級学校の見学を行い、 午後は全体会として進路ガイダンスを行うものです。

この日の午前中、就職希望者はゼンキンメタル(雲南市木次町)と丸八ポンプ(雲南市加茂町)を見学し、 進学希望者はトリニティカレッジ出雲医療福祉専門学校と島根県立東部高等技術校(ともに出雲市)に分かれ、 それぞれの学校を見学しました。

このうち、就職希望者が訪れたゼンキンメタルでは、全体説明のあと、工場を一通り案内していただき、板金加工の流れを知ることができました。 その後の質疑応答では、「この会社に設置してある大型機械の種類はどのくらいか」 「この会社で働くためにどのような能力を磨く必要があるか」などの生徒からの質問に、丁寧に答えていただきました。

午後の全体会は、出雲市商工会館の大会議室をお借りし、島根大学をはじめとした9つの大学・短大・専門学校と2つの企業がブースに分かれ、 生徒各自が希望の3カ所を回りながら説明を聞くという形式で行いました。

また、就職希望者には、高卒就職の現状と対策を解説していただくブースも設けられ、 進路選択を間近に控えた3年生にとっては、またとない良い機会となりました。 3年生とともに話を聞いた1・2年生は、真剣な眼差しを向ける3年生の姿を見ながら、自身の進路意識を高める様子もうかがえました。

1年生から3年生が縦割りとなり同じ学習活動を行うことは、全校生徒数の少ない掛合分校ならではの、特徴的な取組の一つです。 少人数であることのメリットを生かしながら、一人一人の希望に合わせた進路学習を今後も行っていきます。
お知らせ一覧へ